今日は裏地についてお話いたします。
スーツやスポートコートの裏地は元々シルクやアルパカなどの素材が使用されていました。
かなり高価な物を使っていました。
現在ではポリエステルが主流ですが、キュプラの裏地についてお話いたします。
キュプラとは銅の意味なのですが、それは銅アンモニア法という製法で製造されているからです。
綿を取った後に種子が残ります。
その種子のまわりにあるコットンリンターという産毛使用して製造されます。
吸湿性・放湿性に優れ、静電気がおきにくいことと、やわらかくしなやかな特性があります。