最近よく思うのですがスーツがスーツになっていない服をここ14、5年見かけます。
皆様もご存知の通り一般的にスーツとは上下一揃いの共布で仕立てられた服のことを指します。
それ以外に上下がバランスよく組み合わさっての物がスーツだと私は考えます。
私の尊敬するA先生の言葉を借りればそれはスーツではなくスート。
立体感、バランス共によく、尚且つ着心地が良く見た目にも良いそれがスーツなのですが、
上下バラバラな服をよく見かけます。
それも慣れてくれば一般的にはそれが普通に見える(当たり前になる)。
日本の多くメーカーによる雑誌等の媒体により余計に普通に思えてくる。
売れなければ商売にならないのは重々分かってはおりますが、
あまりクリエイトしすぎては本来のスーツの意味がおかしくなると私は考えます。